八高生新種昆虫「ヤハタヒメヨコバイ」を発見!
この新種の昆虫は、平成24年度の理数科課題研究で生徒が行った昆虫調査で採集されました。九州大学生物資源環境科学府の大原直通 博士に調べて頂いたところ、新種であることが判明しました。これは“ヨコバイ”(英名では Leafhopper “葉っぱで跳ねる虫”)という、セミに近縁な小型(3~15㎜)の昆虫で、日本には約550種が分布しています。
八幡高校の新種は、その中でもとくに小さい約3mmの“ヒメヨコバイ”と呼ばれるグループに属しています。大原博士によって、学名を「Trifida bilobata (トリフィダ ビロバータ)」と命名され、和名には八幡高校にちなみ「ヤハタヒメヨコバイ」と名付けられました。高校の敷地から新種が見つかり命名される大変稀な発見となりました。
現在のところ、ヤハタヒメヨコバイは八幡高校以外の場所でまだ見つかっていないため、これからの周辺地域での調査が期待されます。
- 八幡高校の校庭から新種の昆虫が発見され、論文で発表されました![八幡高校公式サイト]
- 新種「ヤハタヒメヨコバイ」八幡高生校内で発見[毎日新聞H26.4.18]
- 八幡高生発見のヨコバイ新種[朝日新聞H26.4.19]
- 超短波[西日本新聞H26.4.18]